覇気|高千穂高校剣道部
高千穂高校剣道部
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【修行の目的】  学生の本分を全うし、全力を尽くして覇気と礼儀を修める


部訓「思念工夫」


成功は苦境の日に始まり、失敗は得意のときに原因がある。

高い目標を完遂する過程を通じて人間は成長する

不足を言うな、足りないのは己の知恵と行動力だ

時間を蓄積することはできない
一日一時間一分をどのように生かすかが人生勝敗の分かれ道だ

厳しさ無くして執念なし、執念無くして行動なし、行動無くして成果なし

研究心、行動力、継続力なき者に成功なし

根性なき者は去れ


剣道部生活心得十ヶ条

1. 正々堂々の心気力を養う。

2. 礼を重んじ、態度をはっきりと表現する。

3. 生活、学習、剣道の環境をつねに整える。

4. 人、物に対する感謝の心を養う。

5. 服装、頭髪は学生剣士らしく整え、紳士前とする。

6. 自己の意見は積極的に発表する態度を養う。

7. 言葉遣いを正しく、声は、常に大きく、はっきりさせる。

8. 時間厳守の態度を養う。

9. 連絡事は、必ず自分自身で伝える。

10.健康管理を万全にする。


剣道部稽古心得十ヶ条

1. 剣道は礼に始まり、礼に終わる。

2. 稽古は気合に始まり、気合に終わる。

3. 理に明るく、大成する剣道をめざすこと。

4. 質のよい稽古を、数をかけて行うこと。

5. 工夫を怠らず、研究心旺盛であること。

6. 気分を惜しまず稽古をすること。

7. 身体を惜しまず稽古をすること。

8. なるべく上手に掛かること。

9. 自分よりも下手の者にも、気分を緩めず稽古すること。

10.つねに勝負師としての心気力を練ること。


高千穂高校剣道部礼儀作法

〔服装、容儀〕
質素、清潔を心掛け、時と場合、場所についての感覚を養うこと。頭髪、爪、下着、靴下についても清潔を常に心掛けること。

〔姿勢、歩き方など〕
姿勢は正しく保ち重心軸を安定させて、足音を立てないように歩く。早すぎず、遅すぎず、左右をきょろきょろ見たりして貧相な姿にならないよう心掛けること。立ち姿にも気をつけ、だらし無い姿勢にならぬこと。椅子の使い方、座り方の基本をみにつけ上目づかい、横目、のぞき見してはいけない。他人の顔や服装、所持品等をジロジロ見ない。他人のものには原則として手を触れてはならない。

〔玄関〕
履物は下足棚のある場所では下足棚を利用、その他のところでは他の出入り口の邪魔にならないように、つま先を外向きにして片寄せておく。他の人の履物の乱れも整えるよう心掛けること。

〔出入口〕
扉の開閉には最後まで訪って把手から手を離さず、静かに確実に行う。他人の開いた扉から我先に出入りしたり、身体を斜めにしてすりぬけてはならない。

〔更衣室〕
脱衣は簡単に畳んで、所持品と一緒に他人の邪魔にならぬよう、また見苦しくないよう管理整頓をすること。またあたりかまわぬ声高騒がしい振る舞いを謹むこと。

〔入浴〕
原則として上位者よりも先に下位の者が使用することがないように。浴室内では節水を心掛け、無駄な時間を使わない。また次の者が気持ち良く入浴出来るようにあとかたずけを行う。

〔設備、備品〕
使用許可のあるものにかぎり使用する。使用後は掃除をして必ず現状に戻し、他人の利用の便に配慮する。洗面所、便所は、一滴たりとも外にこぼさぬように、姿勢に気をつけて使用すること。汚したときは直ちに始末すること。破損したときは原則として事故の責任において修復すること。

〔食事〕
食事の態度にはその人間の育ちや品性が現れやすいことに、とくに注意すること。目上の人より先に箸をつけない。好き嫌いをせず、何が自分の身体に必要かを考えよ。作った人に感謝の心を忘れないこと。残しそうなときには適量を先に取り分け、味をみないうちに調味料を使わない。醤油やソース類を余るほどかけるんは神経が粗雑だ。移り箸、ねぶり箸、さぐり箸、迷い箸などの卑しい箸づかいを謹むこと。他人や親の負担で生活している時代は、原則として正座で食事すること。速すぎず遅すぎず、うつむき姿勢でがつがつ食うな。話題に注意し、気の重くなる話や、不快は話はしないこと。自分が終わったからといって目上の人より先に席をたってはならない。用があるときは許しを得てからにする。後片付けは自分で行う。

〔会話〕
話し方には食事と同じように、人間の品性がよく現れる。自分や相手の立場を忘れないこと。他人が話をしている最中に発言するな。話をひきとおらない。腰をおらない。話を独占しない。その場で人のまちがいを指摘しない。陰口を言わない。自慢話やみせびらかしは慎むこと。弱い者の立場に記を使い方をおぼえること。

〔自分のことは自分で〕
先輩、後輩のけじめをつける。門人、修行者としての心掛けを徹底して、自分のことは自分で行おうこと。防具、竹刀、稽古着などは絶対に他人まかせにしない。清潔をつねに心掛けること。他人のものを使うな。取り扱いは丁寧に行い、けっして武道家としての品位をけがさないように心掛けること。

〔恥辱に対する態度を磨け〕
言いわけ、弁解、責任転嫁、弱い者いじめは卑怯者のやること。失敗をごまかしてはいけない。自分は何をしてもらえるかということではなく、他人のために何が出来るか。何をすべきかを考えよ。同じことを二度言わせるな。同じ失敗を三度するな。他人の失敗を見て笑うな。人の稽古を見て笑うな。人が真剣になっているのを崩れた姿勢で見物をしない。礼儀正しくするのに照れてはいけない。

〔所作〕
武道かとしての所作にはとくに注意すること。自分の占めるべき位置に注意をする。足音はたてない。ところかまわず物を置かない。他人の前を通るときは礼を忘れないこと。人の持ち物にむやみに触らない。人を指ささない。人や物をまたがない。他人のものをむやみに借りないこと。目上に物を受け渡す場合は両手を心掛けること。

〔対応〕
呼ばれたらすぐに応答して、足早にそばに行く。声をかけられたら、混在していることをやめて、相手に正対して姿勢を正す。人の話の最中に、よそ見やあくびをしたり、時計を見ないこと。指示されたことは最優先させ、必ず報告をすること。ものをたずねられたら言葉を選んではっきり答える。指示、注意を聞き終わったら、ハイ、または、わかりましたと返事をする。納得出来ないことはうやむやにせず聞き返してよいがそれも時と場合を配慮すること。目上に対して、なぜですか、または、どうしてですか、と聞き返すのは原則として慎んだ方が良い。まちがいを指摘されたり、うかつ、無礼を叱責されたときは、鍛えてもらっていると思って喜べ。おもしろくないからといって、ふくれ面をしたり、逆恨みをしてはならない。しかられ上手になること。

〔言語〕
発声、発音は明確に、姿勢に気をつけて、敬語、丁寧語に注意して、語尾をはっきりと、相手に判断を任せるような舌足らずの言い方はしてはいけない。くずれた言葉はつかわない。なげやりな言い方はいない。だらだらと長たらしく話さない。要点をまとめる。その場しのぎの嘘をつかないこと。電話の対応を訓練すること。名乗るのは自分から先に。

〔連絡事〕
遅刻、欠席、早退、その他の連絡事は必ず自分で行うこと。親、友人に頼むな。行き先は必ず家族、所属長に必ず伝えて置くこと。帰宅時刻を伝え、予定が変われば必ず連絡をすること。

〔見送り、出迎え〕
来客、恩師、祖父、祖母、両親などの目上の人は、見送り、出迎える態度を養うこと。

〔頭を鍛えること〕
ただの棒振り人間にならないため学業に精を出し、絶えず学習の意欲をもつこと。自分の努力不足を棚にあげて成績不振を人のせいにするな。剣道家として一番恥ずべきことだ。本や新聞を愛読して視野を広げ、知識人の話を良く聞いて、知識、判断力を養い、知性を高めることに努力せよ。日誌はいついかなる場合にも書いて、早朝に師に提出して、指導を仰ぐこと。常に筆記、メモの態度を身につける。

〔安全意識〕
なるべく歩くこと。交通安全には特に心掛け、他人の迷惑になってはならない。人の気持ちを察する訓練をすること。人の気持ちが察せられないのを鈍感と言い、剣道修行者にとって致命的である。ふざけたり、はしゃいだりして油断をするな。けがや病気、事故等に遭うのは恥辱と心得よ。

〔遠征時の注意〕
忘れ物をしない。無用なものを携帯せず、荷物は最小限にまとめる。特に交通安全に心掛ける。練習相手の先生、父兄、生徒への挨拶を忘れない。お客さん心を持ってはならない。稽古場、宿舎などの清掃、整頓は全員で手際良く行う。特に宿舎外出時の部屋の整頓はてっていして行う。
剣道技術はもとより、全てにおいて勉強と心得、最大遠征効果を上げるように心掛ける。

〔覇気、気概〕
物事に対してつねに真剣に取り組み、つよい意気込み、意気地をもってあたり、必ず目的を果たす覇気をもて。弱みを見せるな、弱みを見せるは恥と思え。

〔修行者〕
心を惜しまず、身体を惜しまず、常に行いをもって修める態度を忘れてはならない。
ものは心で聞き、心で見、心で話せ。耳、目、口は心を伝えるものである。

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